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2013.06.06

「お酒は楽しく二人酒」がんばれ藤和也!

 平成25年6月2日日曜日の午後、飯田市鼎の文化センターで長野県下伊那郡松川町在住の歌手「藤和也」のデビュー10周年記念と新曲発表会を合わせた歌謡ショーが開催されました。藤和也さんからご招待をいただき家内といっしょに参加いたしました。藤さんと私の最初の出会いは、泰阜村の稲伏戸という集落の祭典のときに、林富春さんという私の親しい先輩が、歌手藤和也の歌謡ショーを企画し、その席で出会いました。歌声を聴き、少しCDを購入したのですが、実直な人柄だと感じましたが、歌声もきれいな声で素直ですばらしいものでした。その後、次の新曲「おふくろ郵便」も発売されました。
 その頃、山村を取り巻く環境は、年々厳しくなりました。平成13年度ころからは、平成の大合併といわれる市町村合併が推進され、合わせて三位一体改革といわれた地方交付税を大幅削減するという事態がそれに拍車をかけました。もともと大型事業に投資してきた泰阜村は、借金返済のピークのころで、村の財政は、いつ破綻してもおかしくない状況でした。飯田下伊那を一つにする合併論議もしたのですが、結局まとまらず、ならば自立という選択をしました。平成16年3月に方針を決めましたが、苦しい財政のなかで、それでも何かしようと職員に「ゼロ予算事業」=お金は使わなくてアイデアと汗でできること=の提案をしてもらいました。たくさん出た提案の中から5つの事業を平成17年度の事業として実施しました。その中に、「お酒は楽しくふたり酒事業」がありました。これは、ある職員が「俺は、何もできないけれど、酒なら飲めるので、独居老人などの家に出向き、晩酌の相手をならできるのでどうか、馬鹿なような提案ですが」と言いました。私は、これは面白いということで「お酒は楽しく二人酒」という名前をつけました。これがユニークということで評判を呼び、多くのマスコミで取り上げられました。この話題をみつけた藤和也さんが、これはいいということで、このタイトルで作詞をして送ってくれました。作曲はできないが、ということでした。気になりつつ私の書類の中で眠っていました。
 今回、藤和也さんの新曲「おまえの涙」という曲のカップリング曲として、藤和也作詞の「お酒は楽しく二人酒」が認められ採用されたのです。作曲は、合田道人先生で、徳間ジャパンから発売されました。
 藤和也参加連絡をいただきこの発表会にぜひと招待してもらったのです。大変光栄なことで感激したのですが、途中、このエピソードの紹介で舞台にも上がらせていただき感謝、感謝でした。
 「おまえの涙」は、演歌調でなくテンポのいい歌謡曲調で、「お酒は楽しく二人酒」は、演歌調です。泰阜村のこんな取り組みがCDになったことで永遠に残されることになりました。ほんとうれしいことです。
 藤和也さんの歌、歌声は、ほんと素直で気持ちよくいくら聞いても飽きません。どちらの曲もカラオケで配信されることにもなりました。私も歌います。どうかこれをお読みなった皆様、藤和也を応援していただくと同時に「お酒は楽しく二人酒」もよろしくお願いいたします。村では、この事業を少し休んでいましたが、本年からまた始めます。

04:57 午後 | 固定リンク

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