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2009.11.25

来年度(22年度)国の予算編成に思う

 民主党鳩山政権が誕生し、もう2カ月以上経過し、注目は、どんな来年度予算を編成できるのであろうか、ということです。その前段、事業仕訳が、これまた注目されています。私は、構想日本が活動を開始してから、ずっと構想日本を見てきていますが、加藤代表がやろうとしていることは、官僚いじめでもなければ、国家にとって大事な支出を勝手に切っていく、といった単純なものではありません。その深い考え方は、時間が経過しなければわからないと思います。事業仕訳で、何兆円も浮くわけではありませんが、こんなところに、こんなにたくさんの予算が使われていた、ということが公開されただけでも、物言わぬ、というか、物言えぬ国民は、陰で拍手を送っているような気がします。ただ、税収がここまで落ち込み、マニフェストも実行しなければ、と考えれば、私なら、22年度に限り、主要政策以外は、一律10%カットのシーリングをやります。95兆のうち、10兆円はカットできないとしても、85兆の1割なら8兆円は、減らせます。
 なぜ、そういうか。地方自治体、特に、財政力のない町村は、平成11年度からの地方交付税減に対応するため、歳出削減をやったのです。三位一体改革といわれた集中期も含めれば、泰阜村の予算25億円の規模で、4億円、約40%の削減を受け、20億円の予算にしました。いつもいうように、村は、紙幣の印刷機を持っていませんので、カット以外ありません。泰阜村以外の自治体もみんな取り組んだのです。人件費は、どこも20%以上削減しました。もちろん、特別職も例外でなく、私も20%減らしました。その他も減らしました。あるお金の中で、やる以外なく、知恵をしぼったと思います。
 地方自治体は、それをやってきたので、まだ、国は甘い、と思っています。これは、11月18日の全国町村長大会での意見発表で3人の代表がみんな触れたことです。何千億、何百億という話は、直接ピンときませんが、節約する気になればできるのでは、と思うのです。今度も東京へ行って思ったのですが、議員会館が新しくなりました。来年の春には、完成し、引っ越しもされるでしょう。古い会館は、壊され駐車場にでもなるのでしょうか。しかし、こんな時期にやらなくてもいいではないか、と思います。仮設トイレが設置されていますが、私の村役場の本トイレより立派です。
 それでも、事業仕訳をしたり、約束を守ろうとして一生懸命やっている閣僚の姿は、新鮮に映っています。これから鳩山政権の支持率もだんだん下がるのでしょうが、それでも前よりいいのでは、と思っている人が多いのではないか、これが村人の会話から受ける印象です。自民党の代議士のみなさんには、ここのところがよくわかっていないのでは、と思うこのごろです。
 つまり、民主党政権になっても、まだまだ甘い。もっと、国会議員から歳出削減を考えてほしい、というのが国民の声だと思う。我々の地域は、ここまでできた三遠南信道路の予算大幅削減、大型バスが通行できない泰阜の道路改良も先行きわからない中で、政権交代も受け入れなければならない。国会議員の数も含め、まず国会や内閣が範を示して、国民からなるほど、これなら増税も受け入れようという予算を編成してほしいものだ。

10:36 午前 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック