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2007.06.26

小さくても輝く自治体フォーラムに参加して

 6月23日、24日と四国香川県三木町で開催された第9回全国小さくても輝く自治体フォーラムに参加しました。私は、一回目から皆勤だと思います。皆勤しても何も偉くありませんが。今回は、躍進中の三木町のすばらしいホールで開催されました。事務局の自治体問題研究所の竹下事務局長によると、これだけ立派な会場で実施したのは始めての事だそうで、いわれればそうかなあ、と思った次第です。
 第1回目は、5メートルも雪が積もった長野県栄村、高橋村長のところでした。以来3回目までは、長野県でなければできなかったということで、阿智村、原村でした。一回目は手探り状態での開催だったと思うのですが、どうして急に合併しなければいけないのか、純粋な疑問を持つ町村長、議員、住民が集まり、ほんとうに熱気に包まれたフォーラムになった記憶があります。
 23日の夜、事務局長の竹下さんが、お金も組織も何もないところから始めて、9回目まできたと、感慨深げに語っていましたが、ほんとうにご苦労だったと思います。しかし、参加者の熱意だけで、今回も800人近い人が集まって開催できたと思うのですが、このエネルギーがある限り、日本国もまだ捨てたもんではないと思った方がたくさんいたと思います。
 今回は、あまりにも有名な、上勝町の笠松町長、馬路村の上治村長の話を聞くことができました。この二つの小規模町村の実績や取組みをみて、これら自治体を消していくような基礎自治体再編を本気でやるのだろうか、現場を理解していればできないだろうなあ、と思うのは私だけでしょうか。また、全国から集まった皆さんとも交流ができました。
 さて、市町村合併が進む中で、合併か自立か、自立のためにどうするか。こういった議論がいままでの中心でした。これも必要です。しかし、これだけに終始しますと、行革(人件費、補助金削減)競争、村おこし競争、だけの話です。ここまでは、支援策いっぱいの合併に対し、交付税はじめ兵糧攻めにあっただけの自立町村は、自立のために行革競争が必要でした。そして、すべての歳出をカットする覚悟も必要でした。そのための情報交換、苦労話に勇気付けられてきました。その役割に感謝してこれからのことを考えていく必要があります。
 まず、道州制に対峙し、町村をどう存在させていくのか。これは、一泰阜村が残る、残らないの問題ではありません。町村が住民にとって必要かどうか、平成の大合併の検証も含め、真剣に考えなくてはなりません。やっぱり必要だったら、町村を守るためには、連携が必要です。そのモデルは、九州です。わが長野県は遅れています。いま、町村を守るために、思想、路線など問題にしている場合ではありません。労働運動世代には懐かしい言葉ですが、まさに、共同統一戦線が必要です。全国町村会を中心に、町村を守る人すべてを結集する必要があります。国会でも超党派ということがいわれますが、この問題も超党派でやらなければなりません。
 そして、政策提言です。行革をバージョンアップし、村づくりをさらにアップした、山村の政策を科学化する必要があります。これは保母武彦先生の受け売りです。つまり、上勝や馬路ばっかりではありません。泰阜村のような何もない山村もありますから、特殊なものを普遍化させるような努力が必要です。
 私は、この参議院選挙では、自民党候補者を応援しますが、この町村を守ることをこめて応援です。それぞれ支持する政党は違うのでしょうが、町村を守るためまさに超党派でがんばりましょう。
そして11月の第10回目のフォーラムまでがんばりましょう。三木町長さんありがとうございました。

05:28 午後 | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック