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2006.12.28

御用納めを迎えて

 早いもので12月28日。役所では、この日を御用納めと称して、仕事を終る。最近の世の中の仕事をみていると、12月29日か30日、具体的にいえば、金融機関がやっているうちくらい役所も開けておけばいい、と思う。なぜ、12月28日から休むのか、この質問をされても私では、その理由を答えられない。条例で決められているので、といって逃げるだけである。わが村では、日直、宿直を職員がやり、印鑑証明等必要な場合は、それなりに対応しているが、大きな市等では、正直困る人もいるのであろうと思う。
 さて、今年は、小泉政権から安倍内閣へ、長野県では、田中県政から村井新県政へ、という大きな動きがあった。もちろん、私も村長選挙があり、4期目の当選をさせていただいた。最近、県知事の逮捕があり、トップの任期についての議論がある。こんな小さな村の村長でも、長という権限は強く、長くなればなるほど、それが増してくるように思う。決していいことではない。そんなことを思っていたところ、最近になって、鳥取の片山知事が2期で辞めるという。長野県では、茅野市の矢崎市長が、三期で辞めるという。12月26日、東京で、恒例の福祉自治体ユニット=市町村長の会、が開催され、あの我孫子の福島市長も三期で辞めるという。いずれも若い方々で、その決断に「やられた!」という気がした。4年ごとに、選挙の洗礼をうけるので、長くやっても何の問題もない、という意見もあり、それももっとも。矢祭の根本町長のように、辞めようと思ったら、町民に押しかけられたという人もいる。したがって、最終的には、政治家としての考え方になると思う。この4期目の村政をスタートして、何か、ゴールを気にする日が増えたなあ、と思う年の瀬です。
 安倍政権がどうの、こうのというより、日本全体が、何か大事なものを忘れた社会になってしまった、と思う。それが、なかなか表現できなかったが、藤原正彦氏の言葉でいえば、惻隠=思いやりを忘れた、なるほどと思う。
最近のいじめ問題、子どもに関する事件や犯罪動向をみていると、思いやりと同時に愛情をなくした社会、といえないだろうか。
 我慢、忍耐という言葉も薄い存在かもしれない。
 政治の世界でよくいわれるが、世の中と反対のことをやった方が成功する、と。これは、国のいうなりでは、いいことないよ、という意味だと思っている。農家が、農協のいう反対をやって成功したなどという人もたくさんいる。
そうしてみると、これからもう一度「思いやり」「愛情」「我慢、忍耐」この言葉を念頭に、生きてみたいと思う。
来年もよろしくお願いいたします。

04:27 午後 | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック